熱中症を防ぐには?

暑い季節が近づくと耳にする「熱中症」。実は「喉が渇いた」と感じた時点で、体はすでに軽度の脱水状態に陥っています。

人間の体は、汗をかいてその蒸発熱で体温を下げています。しかし、猛暑や高い湿度によって体温調節機能が限界を迎えると、体内に熱がこもり、めまいや倦怠感、重症化すると意識障害などを引き起こします。これが熱中症のメカニズムです。

効果的な対策のポイントは「予防の先手」を打つことです。

熱中症を防ぐ3つの習慣

「喉が渇く前」の水分・塩分補給 喉の渇きを感じる前に、こまめに水やスポーツドリンクを口にしましょう。大量に汗をかいたときは、水だけでなく適度な塩分補給も不可欠です。

エアコンをためらわずに使う 室内での熱中症は全体の約半数を占めます。「まだ大丈夫」と過信せず、室温が28℃を超えないようエアコンや扇風機を適切に活用してください。

「手のひら冷却」で効率よく体温を下げる 外出先などで体の中に熱がこもったと感じたら、冷えたペットボトルなどで「手のひら」を冷やすのが効果的です。手のひらには体温調節を行う特殊な血管(AVA血管)が通っており、効率よく体温を下げることができます。

「自分は大丈夫」という油断が一番の敵です。日頃のちょっとした意識と対策で、暑い季節を元気に乗り切りましょう。