生活援助と身体援助の違いは?


体が不自由な方が、ご自宅で生活を送るために欠かせないのが福祉サービスです。
福祉サービスにもさまざまな種類がありますが、よく利用されるのが生活援助や身体援助です。
そこで今回は、生活援助と身体援助の違いについて解説します。
▼生活援助と身体援助の違い
■提供されるサービス内容の違い
生活援助と身体援助では、提供されるサービス内容に違いがあります。
生活援助は掃除・洗濯・ベッドメイク・買い物など、生活に必要なさまざまなサポートを行うものです。
一方で身体援助は、食事介助・入浴介助・排せつ介助などのサポートを行います。
大きな違いは、利用者の体に直接触れるかどうかです。
生活援助は基本的に利用者の体に触れずにサポートを行いますが、身体援助は利用者の体を支えて歩行を補助するサポートも含みます。
■対象者の違い
生活援助の対象者は、同居している家族が障害や病気によって家事を行うのが難しいと認められた方です。
一方で身体援助は、居宅介護・重度訪問介護・訪問介護などさまざまな種類があり、それぞれ対象者が異なります。
居宅介護は18歳以上で障害支援区分1以上の方・重度訪問介護は18歳以上で知的障害や精神障害がある方が対象です。
細かな条件はそれぞれ異なるため、事前に確認しましょう。
▼まとめ
生活援助と身体援助では、提供されるサービス内容が違います。
おおまかに、生活援助は利用者の体に触れずにサポートし、身体援助は体に触れてサポートすると考えてよいでしょう。
また対象者にも違いがあるため、事前の確認が必要です。
『ヘルパーステーションつなぐ』では、宇城市で訪問介護のサービスを提供しています。
重度訪問介護・身体介護・生活援助・居宅介護などの支援が必要な際は、ご相談ください。